ボクシングではなぜ縄跳びをするのか? その理由と正しい方法

最近は女性でもボクシングジムに通う人がとても多いのですが、そこで目にするのが一心不乱に縄跳びをする人たちの姿。ボクシングのトレーニングと言えば、高速で縄跳びをするイメージがありますが、なぜ縄跳びなのでしょう?

体力をつけるためには、マラソンの方が効果的だと思いますが、どこのボクシングジムでも縄跳びを取り入れているのには理由があるようです。ただ簡単にできるトレーニングという事ではなく、ボクシングをするにあたって大切なことがあるからなのです。

  1. リズム感を養う
  2. 手首・腕を鍛える
  3. 持久力を養う
  4. 縄跳びの正しい飛び方

1.リズム感を養う

ボクシングをする時に、とても大事なのがリズム感と言われています。プロボクサーの試合を見ると分かりますが、選手の足は常にリズムを刻むようにステップを踏んでいて、それがパンチのタイミングには必要なのです。

強いボクサーは縄跳びがとても上手だと言われていて、そこで養われたリズム感を使うことで、相手のリズムを崩しながら自分は強弱を付けたパンチを出すことができます。
いつまでも上達しない人の試合を見てみると、手足の動きがちぐはぐで、リズム感がない動きだと分かります。

言い換えれば、縄跳びが上手にできない人は、ボクシングも上達しないということなのです。

2.手首・腕を鍛える

縄跳びは、ボクシングに必要な手首と腕の柔軟性や強さを養うことができ、ある程度重さがある縄跳びを使うことで手の強化につながり、強いパンチを出せるようになります。

腕を鍛える方法はいくつかありますが、手首を効果的に鍛える方法はあまりなく、縄跳びをすることで手首と腕全体を同時に強化することができると言うわけです。

また、縄跳びを回す手首は常に一定の速さで動いていて、パンチを出す時のリズムはもちろん、柔軟性にも役立っているのです。

3.持久力を養う

ボクシングで戦うためには持久力がとても大切になってきます。どんなに強いパンチをくり出しても、体力がなく途中でばててしまっては力が出ません。そのため、オールラウンド戦えるように縄跳びで持久力を養っているのです。

持久力を養うためにはマラソンが効果的だと思うはずですが、これはもちろんトレーニングの中に入っていて、練習の前や後にはマラソンをする選手がほとんどです。それだけではなく、時間と場所を有効に使うことができる縄跳びをプラスして行っているということです。

縄跳びをしたことがある人はわかるはずですが、長時間飛び続けるのはとても持久力が必要で、体中の筋肉を使うことになります。これだけ効果的なトレーニングをわずかなスペースと縄一本でできるのですから、ボクシングのトレーニングには最適です。

4.縄跳びの正しい飛び方

ボクシングジムで見かける縄跳びは、一定のリズムで跳んでいるのが分かります。正しい飛び方をしなくては縄跳びを用いたトレーニングも意味がありません。それでは、正しい跳び方とはどのようなことでしょう?

  • 手首のスナップをきかせて縄を回す
  • 足の裏全体を付けずにつま先だけで跳ぶ
  • 背筋を伸ばして下を見ない
  • リズムを感じながら跳ぶ

これらを守れば、ボクサーが行っている正しい跳び方ができます。

まとめ

ボクシングと言えば縄跳びをイメージするほど定着してことなのに、なぜそれをするのか知らなかった人が多いのではないでしょうか?

縄跳びは、わずかなスペースで体力やリズム感を鍛えることができるもので、ボクシングに限らずざまざまなスポーツで取り入れられています。子供のころから遊びでやっていた縄跳びがこんなに効果があることだなんて驚きではないでしょうか?