ストレッチは体を柔軟にする効果あり! 腰痛や肩こりにもおすすめ

運動をやっている方は、運動前のストレッチを行い、体を十分ほぐしますよね。ストレッチはとても重要で、筋肉を柔軟にし、疲労感を抱きにくくしてくれる効果があるのです。運動前に限らず、運動後もストレッチを行うことで、より高い効果が得られます。
ストレッチは、効果や方法が分からないことが多いですよね。腰痛や肩こりの緩和も期待できます。自宅でもストレッチをしたいという方は、コツを覚えておきましょう。
今回は、ストレッチの効果についてご紹介します。

  1. ストレッチについて
  2. ストレッチの効果について
  3. ストレッチの方法
  4. ストレッチでよくある質問
  5. まとめ

この記事を読むことで、ストレッチで得られる効果や正しいやり方を覚えることができます。硬くなりがちな股関節・腰・背中・首なども、ストレッチで辛(つら)い痛みや凝りから解消されるでしょう。

1.ストレッチについて

ストレッチは、スポーツをする人がやるものというイメージが強いのですが、日常生活でも取り入れることができます。柔軟な体でいることは、健康を維持するためにも大切です。ストレッチとはどのようなものかを解説します。

1-1.ストレッチとは?

ストレッチとは、筋肉を柔軟な状態にするために、可動域を広げるように伸ばす運動です。運動前後は筋肉が硬く、血流が停滞し、疲労を感じやすくなります。ストレッチをすることで血液の流れがよくなり、筋肉も柔らかくなるため、怪我(けが)の予防にもつながるのです。
ストレッチの歴史は浅く、考案されてからまだ50年ほどで、アメリカ人のボブ・アンダーソン氏がダイエットの1つとして始めたことがきっかけでした。体を柔らかくほぐし、体重を落とす目的で始められたのが、現在のストレッチにつながるものです。

1-2.種類

ストレッチには、大きく分けて静と動の2つがあります。静はゆっくりした動きで行うストレッチで、一般的なものです。動は、大きく体を動かしながら行うストレッチで、反動を生かしたものもあります。パートナーと組んで行い、抵抗に対して力を加えるストレッチもあるのです。

1-3.どんな場合に必要か?

1-3-1.運動前

運動前は筋肉が硬く、急に動きだすと怪我(けが)をするリスクがあります。ストレッチで十分に体をほぐし、血流を促すことで体温が上昇するのです。基礎代謝能力も上がるため、運動の効果もより感じられるでしょう。

1-3-2.肩こり

デスクワークを行う方は、パソコンを凝視して肩こりを発症しやすいものです。同じ姿勢を繰り返すため、肩や背中の筋肉が硬くなります。首にも影響が出るでしょう。頭痛も併発しやすい方は、ストレッチで体をほぐしてみてください。

1-3-3.便秘

ストレッチは、便秘解消にも効果があります。骨盤や腰周りの筋肉を刺激し、自然な排便を促すのです。ただし、便秘解消のためのストレッチは、毎日継続してやることが重要で、腸の動きを活性化します。

1-3-4.体を柔らかくする

ストレッチは、老若男女問わず行える運動です。股関節の可動域を広げることで、腰痛緩和やぎっくり腰の予防にもつながります。ヘルニアを発症した場合も、体を柔らかくするストレッチで、痛みを軽減することができるのです。