スパーリングの効果が知りたい! ボクシングジムに通うメリットは?

ダイエットや運動不足解消としてボクシングを始める方が増えています。サンドバッグを叩(たた)いたり、ミット打ちをしたりと練習メニューはさまざまですが、相手と実際に殴り合う練習方法が「スパーリング」です。スパーリングは対人的な技術を磨くための模擬戦なので、ほかの練習メニューとは異なる方法といえるでしょう。スパーリングならではの効果を得るためには、基礎知識を身につけておかなければなりません。そこで、本記事では、スパーリングの基礎知識から効果・方法などについて説明します。

  1. スパーリングの基礎知識
  2. スパーリングの効果
  3. スパーリングの方法
  4. スパーリングならボクシングジムへ!
  5. スパーリングに関してよくある質問

この記事を読むことで、スパークリングについて分かります。ボクシングの練習に興味がある方は、ぜひチェックしてください。

1.スパーリングの基礎知識

スパーリングとは、一体どのような動きをするのでしょうか。いつどんなときに行うのか、具体的に説明します。

1-1.スパーリングとは?

格闘技における実践形式・試合形式、またはそれに近い形の練習を「スパーリング」といいます。略して「スパー」といわれることもあり、重い練習用グローブとヘッドギアなどの防具を身につけて行う練習です。ボクシング・キックボクシングの練習メニューの1つで、本番に近い感覚で試合を行います。相手と打ち合うことになるので恐怖心があり、危険度も高い練習です。そのため、トレーナー・ジムの関係者指導の下で行わなければなりません。

1-2.重要性について

スパーリングは、ボクシング・キックボクシングの練習メニューの中でも、実際の試合に近い練習内容です。スパーリングを何度も行うことで、試合の模擬練習になります。初めて試合に挑む方にとっては、スパーリングの回数が大切になるでしょう。また、練習だとしても試合だと思ってスパーリングを行えば、より有意義な練習ができます。「何回右ストレートを当てるのか」「前蹴りで相手の攻撃を何回受け止めることができるのか」など、目的を持ってスパークリングをしたほうが、実際の試合で役立つでしょう。

2.スパーリングの効果

スパーリングの効果は、ボクシング・キックボクシングの基本練習だけでなく、エクササイズとしての効果も抜群です。一体、どのような効果があるのでしょうか。

2-1.本来の目的

まずは、スパーリング本来の目的について説明します。

2-1-1.ボクシング・キックボクシングの基本練習としての効果

スパーリングは、ボクシング・キックボクシングの練習で学んだことの総合練習といってもよいでしょう。試合に近い形で行うため、相手との距離感・自分のパンチの距離・防御の仕方・ペース配分など、すべてが再確認できます。今まで培ってきた基本練習が、試合でどれだけ生かすことができるのか確かめられるのです。スパーリングで自分の悪いところを知ることができ、克服するための練習もできるでしょう。基本練習として、スパーリングはとても大切なメニューです。

2-1-2.試合の感覚をつかむ

試合の感覚をつかむことこそ、スパーリングの目的といっても過言ではありません。ボクシング・キックボクシングの試合は、相手をKOさせるか、有効打を打つのかどちらかで勝敗が決まります。勝つためには、強いパンチをくり出して前へすすむしかありません。実際の試合は恐怖心が強く出てきますが、スパーリングを何度も行うことで恐怖心が薄まります。また、「こういうときはこの防御姿勢をする」「目的に応じてさまざまなジャブをくり出す」など、試合のイメージも湧いてくるでしょう。

2-1-3.そのほか

実践を想定したスパーリングは、自分の戦い方と距離感を養っていきます。これら2点は、ミット打ち・サンドバッグではなかなか身につかないものです。人間が相手となって試合を行うので、自分がどんな試合をくり広げられるのか、相手の動きについていけるのかなど戦い方が分かります。自分自身と向き合うことができるのも、スパーリングの目的です。

2-2.エクササイズとしての効果

「スパーリングはエクササイズ向きではない」と思いがちですが、さまざまな効果が期待できる練習メニューです。エクササイズとしての効果について、チェックしていきましょう。

2-2-1.運動効果

スパーリングは、時間内に動きまわり相手と模擬試合を行うことになります。ほかの練習メニューよりも体力を使うため、消費カロリーが高めです。消費カロリーが多く、筋肉量を増加することで基礎代謝が向上し、太りにくい体づくりにもつながります。また、スパーリングをするためには、ある程度のスタミナをつけておかなければなりません。スパーリングができるまでの過程においても、運動効果を高めることができるでしょう。

2-2-2.ストレス発散

体を動かして汗をかいた後は、体だけでなく気持ちもどこかスッキリしますよね。試合形式で行うスパーリングは、ストレス発散に効果的です。ストレス社会といわれている現代、心と体にたまっているものを発散させるためにボクシング・キックボクシングを始める方が増えています。

2-2-3.護身術として

スパーリングは、護身術としても活躍します。攻撃をくり出す相手がサンドバッグなどの「道具」ではなく、生身の「人間」です。夜道で襲われた場合、ボクシング・キックボクシングで身につけた技をくり出して撃退することができるでしょう。「自分の身は自分で守りたい」という方におすすめの練習メニューです。

2-3.こんな人におすすめ

「本格的にボクシング・キックボクシングを始めたい」「いつか試合に出てみたい」という方に、スパーリングをおすすめします。最初は、恐怖心を強く感じるかもしれませんが、何度もくり返すことで自分の戦い方が分かり、楽しくなってくるでしょう。
また、「体づくりをしたい」「運動不足を解消したい」「ストレス解消したい」など、ボクシング・キックボクシングを気楽に始めたいという方にもおすすめです。いろいろな目的を持っているスパーリングは、さまざまな人におすすめできる練習法といえます。

3.スパーリングの方法

スパーリングをするためには、必要な道具を用意して基本的な方法を知る必要があります。より効果を実感するためにも、ぜひチェックしてください。

3-1.そろえる道具と準備

スパーリングに必要なのは、マウスピース・ヘッドギア・ボクシンググローブ・リングシューズ(運動靴)の4点です。これらは最低限用意しておいたほうがよいでしょう。ヘッドギア・ボクシンググローブは、ジムで借りることができます。不安な方は、急所保護のためにファールカップを用意してください。
また、スパーリング対戦相手となるパートナーが必要です。パートナーがいるからこそできる練習なので、お互いが安心して練習できる場所も確保しなければなりません。基本的に、ボクシングジムにあるリング上で行うことになります。狭い場所では距離感がつかみにくく、ケガをするおそれがあるので注意してください。

3-2.基本の方法

スパーリングは、本人の技術・スタミナなどによって程度が異なります。たとえば、ボクシング・キックボクシングを始めたばかりの方が行う場合、軽めのスパーリングとなるでしょう。時間も1~3分と短めです。ある程度慣れてくれば、打撃をくり出したり、相手がくり広げる攻撃をかわしたりとレベルも上がります。最初は「パンチが怖い」という恐怖心がやってくると思うので、その心を取り除(のぞ)くところから始まるでしょう。

3-3.本格的なスパーリングについて

慣れてくると、何種類かのジャブをくり出す本格的なスパーリングを行うことになります。ジャブとは、力をあまり入れずに放つパンチのことです。威力はありませんが、コンビネーションなど技術としての重要度が高めで、ボクシングにおいては使用頻度の高い攻撃となります。たとえば、相手のガードを逸(そ)らすジャブをくり出す場合は、相手のガードの位置を中央から別の方向へ意識を変更させなければなりません。スパーリングの最中に、相手の動きを読みながらどのようなジャブをするべきか、考えるようになるでしょう。

3-4.注意点

スパーリングは、きちんとボクシング・キックボクシングの基本的な動きをマスターしてからでないとできない練習です。先述したとおり、ある程度のスタミナも必要となります。ボクシング・キックボクシングを初めてからすぐに行うことはできませんので注意してください。スパーリングをしたい方は、きちんとジムで基本動作をマスターしましょう。

4.スパーリングならボクシングジムへ!

スパーリングは1人ですることができませんので、ボクシングジムへ通うことをおすすめします。ここでは、ボクシングジムのメリット・探し方・利用方法についてチェックしていきましょう。

4-1.メリット

ボクシングジムの大きなメリットは、正しいスパーリングができることです。まずは、基本的な動きやパンチの出し方など基本的な動作からマスターすることになるでしょう。そして、少しずつ体力と技術を身につけてから、スパーリングに入ります。独自のやり方ではなく、正しいボクシングの動きを身につけることができるのです。
また、自分の体力・技術に適した練習メニューをプロのインストラクターが教えてくれます。無理に体を動かすのではなく、自分のペースで運動ができるのもメリットの1つです。

4-2.探し方

まずは、自分にとって通いやすい場所にあるボクシングジムを見つけてください。運動を続けることで、より効果をアップさせることができます。また、以下の項目に注目して探すとよいでしょう。

  • ダイエット・体づくりなど、目的に合わせたコースが充実している
  • 一から丁寧に指導してくれる
  • ボクシングジムの雰囲気がよい
  • 施設が清潔でキレイ
  • 口コミ・評判がよい

4-3.利用方法

利用料金はボクシングジムやコースなどによって異なります。参考として、新感覚ボクシングエンターテインメント「シャンピオンヌ」一般会員の月額料金を以下にピックアップしてみました。

  • レギュラー(営業時間内のすべて):10,800円(税込)※18歳以上
  • モーニング(火~金:7~12時、土・日・祝:9時半~11時半):8,640円(税込)※18歳以上
  • スーパーモーニング(火~金:10~14時):6,480円(税込)※18歳以上女性
  • ディタイム(火~金:12~17時、土:12時半~18時、日・祝:12時半~17時):8,640円(税込)※18歳以上

申し込み方法は、電話またはホームページのフォームから可能です。具体的なシステム・内容に関しては、お問い合わせください。

5.スパーリングに関してよくある質問

スパーリングに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.スパーリングを行う際に意識すべきこととは?
A.始めたばかりの頃は、なかなか自分の思いどおりにいかないものです。自分のパンチがすべて相手に当たり、相手の攻撃をすべてかわしたりすることはできません。自分の思いどおりにいかないのがスパーリングなので、辛抱強く続けてください。また、自分の苦手なところを見つけ課題を持って練習するとよいでしょう。

Q.スパーリング大会とは?
A.ボクシングジムでは、モチベーションを高めるために「スパーリング大会」を行っています。ジム内だけで開催したり、いくつものジムが参加したりなどさまざまです。レベルに合った参加が可能なので、スパーリング大会に参加して技術を高めるのも方法の1つでしょう。

Q.試合前の公開スパーリングについて知りたい
A.公開スパーリングは、試合前にマスコミを招待いて行うスパーリングのことです。公開スパーリングの主な目的は「試合のPR」になるため、通常のスパーリングとは目的・意味が大きく異なります。スパーリングの様子を新聞・テレビで試合前に報道することで、一般層の集客につながるのです。

Q.入学金は必要か?
A.ボクシングジム・入会するコースによって入学金が異なります。入学金に1万円ほどかかるところもありますが、「シャンピオンヌ」では、3,240円で入会が可能です。

Q.入会前に体験はできるのか?
A.ボクシングジムの中には、1日だけ体験できるコースが用意されています。「シャンピオンヌ」では、初心者向けのボクシング教室として「1DAYボクシング教室」を実施中です。基本的な練習メニューが体験できるので、まずは1日体験してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか? ボクシングのスパーリングは、実践形式・試合形式、またはそれに近い形の練習のことです。対戦相手と一緒にリングへ上がり、模擬試合を行います。実践に近い形で練習ができるため、自分の戦い方やパンチのかわし方・ジャブの組み合わせなど、さまざまな技術を磨くことができるのです。ただし、スパーリングを行うためには、きちんとボクシングの基本動作を把握しスタミナをつけなければなりません。ボクシングジムで正しいフォーム・基本動作をマスターしてから、スパーリングを始めましょう。