ボクシングの消費カロリーは? ダイエット効果はどのくらい?

ボクシングは、グローブをはめた拳で打ち合う格闘技の流れをくむスポーツです。その歴史は古く、古代ローマ時代から行われていました。現在ではプロスポーツとして世界中で人気があるほか、ボクシングの動きを取り入れたエクササイズがダイエットに効果的である、と若い女性を中心に注目が集まっています。
今回は、ボクシングの消費カロリーやダイエットに効果的な理由を解説しましょう。

  1. カロリーの基礎知識
  2. スポーツの消費カロリーについて
  3. ダイエットにボクシングを利用する方法
  4. ボクシングに対するよくある質問

この記事を読めば、ボクシングを利用したダイエット方法もバッチリ分かります。ダイエット目的にボクシングを始めたいという方も、ぜひ読んでみてくださいね。

1.カロリーの基礎知識

カロリーとは、熱量の単位です。一気圧下で摂氏1度の水1グラムを1度上げるために必要なカロリーが、1calになります。1000calが1kcalとなり、こちらは食品の表示としてもおなじみですね。私たちが食べ物を食べるということは体内にエネルギーとなる熱量を取り入れることなので、食べ物のエネルギーの単位がkcalとなっています。 
体内に取り入れられたカロリーは、体を動かすことによって消費されるのです。私たちはただ生きているだけで一定量のカロリーを消費します。これが基礎代謝です。スポーツをするなど激しく体を動かせば、それだけ余分なカロリーが消費されます。 

摂取するカロリーが消費されるカロリーを上回ると、余分なカロリーは脂肪となって人体に蓄えられるのです。ダイエットとは、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることにより、余分な脂肪を燃焼させてプロポーションを整えて体重を落とすことを指します。

2.スポーツの消費カロリーについて

カロリーを消費する方法と聞いて、真っ先に思い浮かべるのはスポーツだと思います。この項では、ボクシングを含むスポーツのカロリー消費について解説しましょう。

2-1.スポーツでカロリーを消費する理由

スポーツは全身の筋肉を使って体を動かします。ですから、効率よくカロリーを消費可能です。体を激しく動かすスポーツほど、消費カロリーは大きくなります。また、スポーツを行うと適度に筋肉が発達して基礎代謝がアップするのです。ですから、健康的にダイエットをしたいならば、食べる量を控えるだけでなくスポーツをして筋肉量を増加させ、消費カロリーを増やしましょう。

2-2.スポーツで消費するカロリーはどのくらい?

スポーツによっても消費するカロリーは異なります。一例をあげてみましょう。体重60キロの男性が1時間運動したときの消費カロリーで、単位はkcalです。

  • クロール:1,337
  • ボクシング:1,200
  • 平泳ぎ:700
  • ジョギング:600
  • ウォーキング:248
  • ラジオ体操:287

これを見ると、全身の筋肉をくまなく使った運動の方が消費カロリーが多いことが分かります。

2-3.ボクシングがダイエットに効果的な理由

前述の一覧を見ていただければわかるように、ボクシングは水泳についで消費カロリーの高い運動です。ボクシングはこまめに動きながらパンチをくりだす動作を行います。ですから、足の筋肉・手の筋肉・体幹と全身を効率よく鍛えられるでしょう。さらに、水泳よりも負荷が軽く、トレーニングを積み続ければ、1時間トレーニングし続けることもできます。
また、ボクシングそのものではなくてもボクシングの動きを取り入れた「ボクササイズ」というエクササイズでも、同じような効果が期待できるでしょう。ボクササイズは実際に人間同士が打ちあうことはありません。ですから、性別を問わずボクシングよりも幅広い年代が行えます。

3.ダイエットにボクシングを利用する方法

この項では、ダイエットにボクシングを取り入れる方法を解説します。ぜひ、参考にしてください。

3-1.ボクシングは自己流でマスターできる?

ボクシングの基本動作は、インターネット上にもたくさん解説サイトが作られています。少し検索すれば、動画もヒットするでしょう。それを見ながら型をまねすることもできます。しかし、自己流で型をまねするだけでは、変な癖がついてしまえば体を痛めてしまうかもしれません。可能ならばきちんとボクシングジムに通い、正確な型を身につけるのがおすすめです。

3-2.明日からできるボクシングのトレーニング

ボクサーが取り入れているもので、誰でもすぐにまねできるものがなわとびです。ボクサーが、足踏みをしながらなわとびを跳んでいる様子をテレビなどで見たことがある方もいるでしょう。足踏みをしながら行うなわとびは、体幹とバランス感覚を鍛えられます。慣れれば10分くらいは飛び続けることもできるでしょう。とりあえず何かトレーニングを始めたいという方は、足踏みなわとびがおすすめです。

3-3.ボクシングジムの選び方

ボクシングジムには大きく分けて、

  1. プロを目指す方や、試合に勝ちぬくことを目的としているジム
  2. スポーツ教室などを開催し、幅広い年代の人にボクシングの魅力を伝えることを目的としたジム
  3. ボクササイズのコースなどもあり、女性も入会しやすいジム

の3種類があります。ダイエット目的でボクシングをやってみたいという方は、2か3のボクシングジムを選びましょう。シャンピオンヌでは、1DAYボクシングジムなども開催しており、「とりあえずどんな雰囲気か体験してみたい」という方にも好評です。通いたいというジムがある場合、まずは見学をしてみましょう。そうすれば、どのようなジムか雰囲気もつかめます。月謝はジムによって異なりますが、フィットネスクラブと同程度の月数千円~1万円代が相場です。

3-4.ボクシングジムに通うために必要な道具

ボクシングジムに通うために必要な道具はジムによって異なります。最低限動きやすいウエアとシューズがあればよいというジムもあれば、バンテージやグローブが必要というジムもあるでしょう。道具を一度にそろえるのではなく、最初はシューズとウエアだけ購入し、後はレンタルするという方法を取り入れているジムもあります。道具はジムでも販売されていますので、入会時に相談してみてください。
ボクササイズを行うならば、ウエアとシューズだけでも十分です。
なお、シューズの場合は通常の運動靴でも大丈夫なジムもあれば、専用シューズの購入をすすめられるところもあります。

3-5.注意点

ボクシングおよびボクササイズは、全身運動です。ですから、健康な方でないと行えません。持病がある方やひじ関節・ひざ関節に故障のある方はまず医師と相談してから入会してください。また、ジムによっては子どもも大丈夫なところもあれば、18歳以上にならないと入会できないジムもあります。
ボクシングだけができるジムと、ボクササイズとボクシングの両方が行えるジムもありますので、見学時に分からないことはどんどん質問しましょう。
健康に問題なく、体を動かすのが好きな方ならば問題ありません。運動が苦手でも大丈夫です。

4.ボクシングに対するよくある質問

Q.ボクシングを習った場合、対戦は必ず行うものですか?
A.必ず対戦をしなくてはならない、ということはありません。ミット打ちやサンドバッグを相手にトレーニングをするだけ、というジムもあります。

Q.ボクササイズとボクシングは何が違うのですか?
A.ボクササイズはボクシングの型を取り入れたエクササイズで、音楽に乗って体を動かします。ボクシングの型を行うエアロビクス的な運動というとイメージしやすいでしょう。

Q.運動不足ですが、いきなりボクシングを行っても大丈夫ですか?
A.ボクシングは型を学び、体を鍛えることがセットになっています。運動不足でもトレーニングを積んでいけば体が動くようになるでしょう。

Q.ボクシングジムは月にどれくらい通えますか?
A.月謝を払ったら使いたい放題というジムもあれば、年齢や目的別にコースが設けられているジムもありますので、ジムの規定に従ってください。

Q.ボクシングは女性でも行えますか?
A.はい。特にボクササイズを行っている方の半数以上が女性です。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は、ボクシングの消費カロリーやダイエットにボクシングを取り入れる方法などを紹介しました。ボクシングのトレーナーはダイエットの知識が豊富な人が多いので、筋肉を増やし脂肪を減らすメニューなどを紹介してくれることもあります。何かスポーツを始めたいという方も、ボクシングを選択肢の1つに入れてみませんか?